ディズニー好きがこの度、初めての国外ディズニー、香港ディズニーランドに行ってきました。
世界一小さなディズニーランドということですが、開園してから徐々に拡張されていて、2018年11月現在では7つのテーマランドがあります。
また、ディズニーキャラクターと触れ合い写真が撮れるキャラクターグリーティングや、テーマランドの各所で行われるショーやパレードなどが豊富で、アトラクションよりこちらの方が人気かもしれません。
そんな香港ディズニーランドを、行ってみた感想と合わせてご紹介したいと思います。
注:この記事内でHK$を日本円に換算しているレートは、2018年11月20日現在のレート0.067(HK$1=約14.9円)です。
ざっくりもくじ
事前購入は2DAYSチケットがお得すぎる
香港ディズニーランドでも公式サイトから日本語でeチケットの購入ができるため、あらかじめ日本でeチケットを購入していくと楽です。
eチケットは、現地でスマホの画面を見せるか、もしくは印刷したものを渡すだけでOK。
チケットの価格
香港ディズニーランドの公式サイトでは、スタンダードパークチケットが1DAYで大人HK$619(約9,239円)、2DAYSでHK$799(約11,925円)で販売されています。
これだけでも2DAYSがお得な感じがしますが、今は2DAYSファンスペシャルパッケージというチケットがあり、HK$15の割引クーポンが2つと、HK$35のポップコーンが1個無料でもらえて、なんとHK$699(約10,433円)。
クーポンとポップコーンを差し引けば、実質HK$634(約9,463円)で香港ディズニーランドを2日間楽しめてしまうのです。
スタンダードの1DAYがHK$619なので、2DAYSファンスペシャルパッケージを購入すれば2日目はHK$15(約224円)という計算。パーク内の飲み物よりも安い!
ということで、2DAYSファンスペシャルパッケージを事前に購入して、eチケットを印刷して持って行きました。
ちなみに、現地ツアー会社のサイトなどではもっと安くチケットが購入できるところもあるようです。
自分たちは「公式サイトなら不安なく買える」という理由で公式サイトを利用しましたが、少しでも安くチケットを購入したい方は現地ツアー会社サイトも要チェックです。
そういえば、公式サイトではなぜか楽天カード(MasterCard)が「銀行の都合で使えません」と表示されて使えませんでした。限度額までかなり余裕があったのに。
他のMasterCardでは決済できたので、楽天カードは非対応?
香港ディズニーランドへの行き方
今回は香港鉄路(MTR)で移動したので、MTRでの行き方を紹介します。空港から直接行くにはバスの方が便利ですが、今回はバスを利用していないので割愛。
ミッキーの形をした電車が走るディズニー線(Disneyland Resort Line)と言われる■迪士尼線は、欣澳(Sunny Bay)駅から出ていますので、出発地がどこであれ、■東涌線の欣澳駅を目指すことになります。
MTRの路線図はこんな感じ。
東京の地下鉄に乗ったことがある方には、見慣れたタイプの路線図ですね。基本的には日本の地下鉄と大差ありません。
むしろ路線数が少ない分だけ楽かも。
今回、自分たちは■荃湾線の太子(Prince Edward)駅から出発。
太子駅から1番線の■荃湾線荃湾方面に乗り、5つ目の茘景(Lai King)駅で■東涌線東涌方面へ乗り換え。乗り換え先は、降りたホームの向かい側なので楽チン!
■東涌線東涌方面に乗り換えたら、2つ目の欣澳駅で■迪士尼線に乗り換え。こちらも降りたホームの向かい側に乗り換えるだけ。
■迪士尼線は欣澳駅と迪士尼(Disneyland Resort)駅の折り返し運転なので、迷うことはないと思います。
迪士尼駅を出ると、すぐ目の前に香港ディズニーランドの入り口が見えてきます。わくわくしますね。
ちなみに、電車もバスもディズニー内の自動販売機も、オクトパスカード(八達通)という電子マネーカードが使えますので、事前に購入しておくと便利です。
初めて購入する場合はHK$150(デポジットHK$50とチャージHK$100)かかりますよ。
スーパーやドラッグストアなどの一部店舗でも使えるところがありますので、ある程度の金額をチャージしておいてキャッシュレス、という使い方をしてもいいかも。
アトラクションはどれも待ち時間が短め
東京ディズニーランドでは平日でも1~2時間待ちが当たり前なアトラクションがありますが、平日の香港ディズニーランドではほとんどのアトラクションが5~10分待ちでした。
今回は2018年11月21日(水)と22日(木)の2日連続で行きましたが、どちらも長くて20分待ちくらい。アトラクション目当ての方は、好きなアトラクションに繰り返し乗れますね!
いくつか、人気のありそうなアトラクションを紹介します。
灰熊山極速礦車(ビッグ・グリズリー・マウンテン)
鉱山の中、暗闇のトンネルを通り、急カーブの線路を走り抜けます。グリズリーベアの悪戯により進路変更させられ、急勾配を登りきれず逆走し、ダイナマイトにより…あとは行ってのお楽しみ。
ビッグサンダー・マウンテンに似ていますが、日本のものよりかなりジェットコースター色が強いので、逆走や急加速が苦手な人は注意!
迷離大宅(ミスティック・マナー)
ヘンリー・ミスティック卿の邸宅内の様々な絵画や置物を鑑賞できるツアーですが、ややホラーチック。骨董品に生命が吹き込まれる演出はとてもキレイです。
ホーンテッドマンションのようですが、内容は全くの別物。アトラクションとしては香港ディズニーランド独自のものなんだとか。
星戰極速穿梭(ハイパー・スペース・マウンテン)
スターウォーズのバトルの中へロケットで向かいます。ブラスター光線から身をかわし、激しい空中戦の中を飛び抜けていく、スターウォーズの世界さながらのハイスピードアトラクションです。
日本のスペース・マウンテンと同じようなアトラクションで、少しだけ時間が短め。
小小世界(イッツ・ア・スモールワールド)
世界中の子どもたちが世界の平和を願い、それぞれの国の言葉で歌を歌っている中を、ボートに乗って進んでいきます。ところどころにディズニーキャラクターもいますので、探してみるのも面白いです。
日本のイッツ・ア・スモールワールドに似ています。人形が下から光で照らされているため、総じて顔が怖い。終点で降り待ちの渋滞が起きることが多い。
こんな感じで、日本で人気のアトラクションと同じようなものが、かなり短い待ち時間で乗れます。
実際はアトラクションの入り口から乗り口まで迷路のような長い通路を歩いて行くので、歩いている間に順番待ちの列がどんどん無くなっていきます。
乗り場に着く頃には「すぐに乗れる!」というような状況も!
キャラクターグリーティングは大行列
ディズニーキャラクターと触れ合ったり、一緒に写真が撮れるキャラクターグリーティングはアトラクションよりも人気のようで、どのキャラクターにも長い行列ができていました。
特にミッキー&ミニーは大人気で、オープン直後から長い長い行列。ダッフィー&クッキーもグリーティングタイムの30分前には列ができていて、早めに並ばないと列が切られてしまいます。
ちなみに右側がクッキー。今のところ、香港ディズニーランドでしかお目にかかれないダッフィーのお友達です。
1組あたり1分前後でしょうか、抱きついたり、サインをもらったり、写真を撮ったりと、自由に触れ合うことができます。
どの時間にどこで誰に会えるのかは、事前に調べていくか、スマホに香港ディズニーのアプリを入れて行くことをオススメします。
ショーやパレードは場所取りがしやすいかも?
パレード
パレードは16時からのフライト・オブ・ファンタジー・パレードと、20時からのディズニー・ペイント・ザ・ナイトの2種類がありました。
行ってみての感覚ですが、16時からのパレードは、だいたい開始20分前くらいから場所取りを始める人が多いように思います。
20分前に場内アナウンスがあってから徐々に人が集まりだし、開始10分前くらいにようやく人がいっぱいになる感じ。
自分たちは30分前に場所取りしましたが、最初はまわりに誰も場所取りしている人がいなくて、パレードの場所が間違っているのかと不安になるくらいでした。
20時からのパレードは、実は閉園後のパレードになります。
香港ディズニーランドは20時に閉園を迎え、ディズニー・ペイント・ザ・ナイトが締めくくりのような位置付け、になるのかな。
ステージショー
平日だったせいか、ステージショーのほとんどは満席になることがなく、開演ギリギリに入っても席が選べるくらいに空いていて、ゆったり快適に鑑賞することができました。
ショーは広東語だったり英語だったりで、正直何を言っているのかははっきりわかりませんでしたが、言葉がわからなくても充分楽しめるだけの迫力があります。
17時15分からの「ミッキーと仲間たちのクリスマスボール」だけはものすごい人でしたね。さすが、ミッキー&ミニーは人気があります。
日によって開催されるショーや時間が違うこともあるので、公式サイトか公式アプリで要チェックです。
パーク内の食べ物
メインストリート・ベーカリー
噂の大人気ドーナツが売られているベーカリー。
分厚いチョコレートでコーティングされたドーナツは、ディズニーの各キャラクターを彷彿とさせるデザインになっていて、どれも魅力的です。
デイジーとシェリーメイをイメージしたドーナツを買ってみました。
とても甘いですが美味しいです。が、ひとつ注意点!
シェリーメイドーナツを食べるときは、青いチョコに気をつけて!手も青くなるし、口の中も青くなります!
かじりついて食べたら、口の周りも青くなります!
ウェットティッシュは必須です!
ロイヤル・バンケットホール
ファンタジーランドにある、アメリカン・和食・広東・イタリアンから選べるレストランです。
食べたいメニューをトレイに乗せ、最後にレジでお会計をして、席を探して食事をする、というクイックサービスです。東京ディズニーランドの「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール」のような感じ、と言えばわかりやすいでしょうか。
ただし、日本のようにキャストが空いている席を案内してくれることはないので、自力で席を見つける必要があります。
アメリカンの食事がボリューム満点なので、たくさん食べたい方はアメリカンがオススメ。
フードカート
パーク内にはいたるところにフードカートがあり、ポップコーンや飲み物、アイスなどが売られています。ポップコーンはひとつのフードカートに2種類の味付けが売られていて、場所によって味付けが違います。
定番の塩味、キャラメル味のほか、キャラメル味にチリパウダーをかけたちょっと辛めの水牛辣味(バッファロースパイシー)がありますが、この水牛辣味がとても美味しい!
キャラメル味もしっかりコーティングされていて、濃い目の味で子どもたち大喜びでした。
ちなみにポップコーンを広東語にすると「爆谷」らしいです。
自分がどうしても食べたかったチキンレッグは、ファンタジーランドのフェアリーテール・フォレスト横にあるフードカートで売られていました。
子どもはホットドッグで腹ごしらえ。
公式サイト:ソヤ・チキンレッグ、軸付きコーン、フローズン・ロリポップ・カート
2日間かけてゆっくり楽しみましょう
世界一小さなディズニーランドとは言うものの、それでも結構な広さがあります。
1日で回れないことはないですが、どうせなら2DAYSチケットを購入して、2日間かけてゆっくり楽しんだほうが断然イイです。
自分たちは、1日目にアトラクション半分とパレードを見てお土産を買い、2日目に残りのアトラクションとショーを見て、自分たち用の買い物をしました。
ちょうど、眠れる森の美女の城がリニューアル工事で残念でしたが、それもある意味貴重な体験ということで。
他にも、マジカルデーということでお休みしているアトラクションもありましたが、この辺はやっぱり香港らしいというか、なんというか。
さいごに
2日間、充分に楽しんできたような気がしていましたが、日本に戻ってきて改めてこうやってまとめてみると、まだまだ心残りがたくさんあるな~、というのが素直な感想。
わざわざ飛行機に乗ってでも行く価値は十分にあると思います。
ディズニー好きなあなた!次のディズニーは香港ディズニーランドに決めてみませんか!(笑)
あ、そうそう。
香港ディズニーランドでは、キャストからステッカーがもらえます。子どもだけじゃなくて大人も。
ステッカーを集めて回るのも面白いかもしれません!
初稿:2018年11月26日
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