のんびり家族旅行にオススメ！佐渡島2015

前回佐渡島に行ったのは、もう15年くらい前。それまでは、ほぼ毎年夏休みに祖父母と自分たちの家族で家族旅行として行っていましたが、自分は就職で東京に出てしまったり、妹は早くに結婚して子どもができたりで、なかなかみんなが揃うこともなくなってしまったので。

祖父母も亡くなり、もう家族旅行することもないんだろうな、と漠然と思っていた頃、急に母親が「佐渡旅行に行くよ！」と言い出したのです。なんでも保険が満期でおりてきたので、そのお金で連れてくから予定しておけ、と。

そんなわけで、急遽2泊3日の予定で15年ぶりの家族旅行が実現されたのでした。

今回のルート

今回は以下のようなルートで楽しんできました。

1日目と2日目は佐渡島を満喫し、3日目は昼前の船で戻り、上越の海水浴場で子どもたちを遊ばせるスケジュールです。

今までは親父がずっと運転手をしていましたが、さすがに年老いてきた親に運転をさせるわけにはいきません。今回初めて、レンタカーで車を借りて、自分が運転手を務めることにしました。乗っているだけの子供時代とは違い、運転しているとまた違った発見がたくさんあって、なんだか新鮮な感じ。

そんな新しい感覚で訪れた場所を、いくつかご紹介したいと思います。

カーフェリー

15年ぶりのカーフェリーは、いつの間にか就航時間が1時間も短縮されて、1時間40分になっていました。「あかね」という新しいカーフェリーになったんですね。今まで乗ったことのある「おおさど丸」「こがね丸」は2時間40分だったので、感覚的にもだいぶ速くなったように感じます。そして座席指定になったのも大きな違いかな。

フェリーの中央部あたりには売店があり、出港から1時間ちょっとくらいオープンしています。せっかくなので、あかねコーヒーを飲んでみました。

佐渡歴史伝説館

ここの目的は伝説館を見るためではなく、食事するため。伝説館の入り口から横にのびている脇道を進んでいくと、特に入場しなくてもお土産屋さんやお食事処「夕鶴」に入ることができるのです。そして、夕鶴で食べられる海鮮丼が目当て。

伝説館への道すがら、いたるところで「海鮮丼」ののぼりが立っていますが、それだけ人気ということですね。営業時間は11時～14時までの3時間のみで、ラストオーダーも14時までですが、14時頃に飛び込んでくるお客さんが結構多い印象。

佐渡歴史伝説館｜さど観光ナビ

真野御陵

真野御陵は、正式には順徳天皇御火葬塚といって、佐渡に流された順徳天皇が崩御した際に火葬され、そのあとに桜と松を植えて目印とした場所だそうです。御遺骨はありませんが、御陵と同等の扱いで宮内庁管轄とのこと。

たくさんの木が生い茂る中に塚がある、というだけの場所ですが、楽しむ場所だけじゃなく、たまにはこういったところも見て回ります。

そうそう、入り口付近にトキが描かれた石がたくさん並んでいました。

真野御陵｜さど観光ナビ

大野亀

尖閣湾～大野亀～二ツ亀はいつも行くコース。西側の海岸沿いの道をひたすら走り、大野亀ロッジで昼食です。

ここでも海鮮丼を頼むのがいつもの楽しみで、もちろん今回も海鮮丼。自分の記憶が確かならば、夕鶴も大野亀ロッジも、昔から海鮮丼のボリュームは変わらないです。お値段は記憶に無いのでわかりませんが、やっぱり「ここに来たらこれだよね！」といえる一品です。

大野亀は、駐車場から軽く眺めるだけで後にしました。

大野亀｜さど観光ナビ

二ツ亀

大野亀ロッジで昼食をとったら、二ツ亀へ。

今までは二ツ亀もキャンプ場あたりから眺めるだけでしたが、今回は子どもたちがいるので、ここでしばらく滞在して海水浴です。SADO二ツ亀ビューホテルの駐車場にクルマを停められるので、あとは徒歩でキャンプ場を抜けて、ひたすら石段を下りていきます。石段を降りる手前には、こんな標識が立っています。

海水の透明度が非常に高く、海水浴をしている足元にまで魚が泳いでいるような場所です。足元はさらさらの砂ではなく、ゴツゴツした石がたくさんありますので、怪我をしないように注意！

今年だけかもしれませんが、SADO二ツ亀ビューホテルの駐車場にスズメバチが大量発生していてとにかく危険だったので、もし行かれる方はご注意ください。

二ツ亀海水浴場｜さど観光ナビ

さいごに

離婚した直後ということもあり、何となくまだ落ち着かない子どもたちでしたが、この旅行を堺にいつもの元気さが取り戻せたように思います。下の子の体調があまり良くない状態だったので海水浴は我慢させましたが、結局服のままで海に入ってしまい、親の心配もどこへやら。元気いっぱいに遊んでいました。

何箇所かピックアップしてみましたが、これ以外の場所もいいところがたくさんあります。まだ行ったことがない方、しばらく行っていない方など、ぜひ訪れてみてください！

なぜかいつも必ず買ってしまう、佐渡乳業のコーヒー。甘いけどなぜか好き（笑）

初稿：2015年8月10日