人混みが苦手な、高井優希です。
あまり人が多いと引いてしまうのですが、そうは言ってもせっかくの香港旅行ですし、現地の知人が案内してくれたこともあって、有名な観光地もいくつかまわってきました。
その中から、いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
ざっくりもくじ
香港ディスニーランド
人混みが苦手でも、行くことに全くためらいがない場所のひとつがディズニーランド。東京ディスニーランドのオフィシャルパークファンクラブ「ファンダフル・ディズニー」には、発足当時から入会しているくらいディズニー好きです。
そんなディズニー好きが、ついに海外のディズニーへ!
日本のディズニーとは違う、香港のディズニー。その魅力とは?おすすめは?何に注意したらいい?その全てを網羅!…はできていませんが、別記事で紹介していますので良かったらどうぞ!
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ヴィクトリアピーク
日本語ではヴィクトリアピークと書くべきなのか、ビクトリアピークと書くべきなのか。英語のスペルがVから始まっているので、ヴィクトリアピークでいいかな?
景色がとてもきれいな場所で有名な観光地ですが、特に夜景の名所として知られています。
今回は、現地に住む知人に連れて行ってもらった関係もあり、話に夢中になっていて写真があまり撮れなかったのが悔やまれます(笑)
ヴィクトリアピークの場所
ヴィクトリアピークは香港島の西部にある大平山のことで、香港では山頂(ザ・ピーク)とも呼ばれている観光地です。
山頂行きのバスで行くか、ピークトラム(Peak Tram)というケーブルカーで行くか、2通りの行き方があります。
バスで行く
バスで行く場合は、山頂(The Peak)の表示がある新巴(First Bus)15番のバスに乗ります。およそ15分間隔で運行しています。
我々は、大會堂(City Hall)でお昼を食べてからヴィクトリアピークへ行ったので、大會堂の裏にある大會堂;干諾道中のバス停から乗りました。
大會堂;干諾道中バスターミナルの場所をGoogleMapで表示
山頂はこのバスの終点になるので、乗ってしまえばあとは気兼ねなく景色を楽しんでいて大丈夫。時おり道路にはみ出した木々の枝をかすめながらも、細い山道を結構な速度でグイグイ登っていく様子は一度体験してほしいです。

バスの中の様子を撮ろうと思ったら、直前に目の前に座ったおじさんの頭頂部が気になったので、オクトパスカードで隠してみました(笑)
ピークトラムで行く
ピークトラム(ケーブルカー)で行く場合は、ピークトラムの駅である花園道駅(Garden Road)から乗る必要があります。。
花園道駅までは、路線バス15Cに乗って行きます。この路線は、通常のバスの他にオープントップのバスも30分おきくらいに運行していますので、せっかく行くならオープントップバスを狙いましょう。
オープントップバスというのは、2階席の屋根がないバスのこと。とても人気なので、始発駅となる中環(Central)駅から乗ることをおすすめします。
今回、頂上からの帰りにピークトラムを利用してみましたが、一気に下っていくためかなりの急傾斜。なんと最大傾斜は27度もあるそうです。写真でその角度が伝わるでしょうか。

途中でいくつか駅っぽい施設がありましたが、山頂と花園道駅の間はすべて通過するだけでした。花園道駅からの乗車待ちの列が駅を取り囲むように伸びていたので、観光客が多い日は途中駅を全て通過するようになっているのかもしれません。
観光施設
ヴィクトリアピークには、ピークタワーという観光施設があります。このタワーには展望台やショッピング街が入っていて、おみやげを買ったり、食事なども楽しめるようになっています。
屋上には大きな展望台があり、香港の街が一望できるになっています。ここからの夜景は100万ドルの夜景として有名ですね。屋上へ入るためにはチケットを購入する必要がありますが、お金を払ってでも見ておきたい景色です。



天気があまり良くなくて霞んでしまっているのが残念です。
ピークタワーには、インスタで人気のレインボーチーズトーストを扱うお店「KALA TOAST」もありますので、休憩がてら寄ってみてもいいかもしれません。以下の記事で少し触れています。
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ヴィクトリアハーバー
ヴィクトリアハーバーというのは九龍半島と香港島の間にある海峡のことで、尖沙咀東部海濱公園(Tsim Sha Tsui East Promenade)や九龍公衆碼頭(Kowloon Public Pier)からの夜景が有名な観光地。毎日20時から始まる幻彩詠香江(Symphony of Lights)というナイトイベントは、香港に行ったら絶対外せないショー、とまで言われています。
ですが、残念ながら今回は都合上、シンフォニー・オブ・ライツが始まる時間までは滞在できませんでした。
しかし、このイベント時間外でも、十分すぎるほど綺麗な夜景を堪能できました。手持ちがスマホのカメラしかなかったので、写真があまり綺麗ではありませんが、魅力が伝わるでしょうか。



ヴィクトリアハーバーの場所
夜景目的で行くなら、香港文化中心(Hong Kong Cultural Centre)から出てすぐの九龍公衆碼頭がおすすめ。香港文化中心で少し早めの食事をして、日が暮れたら九龍公衆碼頭へ、というルートで、ゆっくり楽しみましょう。
テンプルストリートナイトマーケット
油麻地(Yau Ma Tei)にある廟街(Temple Street)で行われる夜市、それが廟街夜市(Temple Street Night Market)です。

廟街の路上に屋台が立ち並び、アクセサリーやおもちゃ、電化製品、服など、たくさんの商品が所狭しと並べられています。その後ろには本来の商店街もあり、上を見上げれば屋台の隙間から住居が見えるという、何とも香港らしい風景。

屋台によって同じ商品でも値段が違ったりするので、よく吟味するか、値引き交渉必須。
言葉に不安があっても、店員さんが電卓を持ち出してきたらチャンス。こちらの希望価格を電卓に打ち込んでみましょう。無茶だと思う交渉でも、意外とOKが出たりしますよ!
テンプルストリートナイトマーケットの場所
MTR佐敦から北上するか、MTR油麻地から南下するようになります。九龍の繁華街、彌敦道(Nathan Rd./ネイザンロード)に並行しているので、夜でもたくさんの観光客で溢れています。
テンプルストリートナイトマーケットの場所をGoogleMapで開く
花園街街市
こちらは有名観光地という訳ではありませんが、日本ではまず見られないようなマーケットですのでご紹介します。
旺角(Mong Kok)にある花園街市政大廈(Fa Yuen Street Municipal Services Building)というビルが1棟まるごと花園街街市(Fa Yuen Street Market)になっています。
見た目はボロボロ(失礼!)で、中には所狭しと食材や花などの店が並んでいて、ショッピングモールをぐぐーっと小さくしたような感じ…ともちょっと違うかな。でもモールのように、通路を挟んで両側に店舗が並んでいるような場所です。

このビルは3階建てになっていて、グラウンドフロアには海産物系などの店舗が、1階(セカンドフロア)には畜産物や農産物などの店舗が、3階(サードフロア)には食事ができる屋台のような店舗が並んでいました。
エスカレーターで上下階とは行き来できますが、エスカレーターの乗り口近くには必ずフロア案内があります。各階で売っているものがイラストで描かれているので、比較的わかりやすいですね。

ココに注意
エスカレーターで1階に上がってすぐ、前方左側あたりで生きているニワトリを○○(自粛)しているので、小さな子ども連れで行く場合は要注意です。下手するとトラウマになりかねないので、前方左側を見ないようにうまく誘導してあげてください。
花園街街市の場所
花園街(Fa Yuen Street)と旺角道(Mong Kok Rd.)が交差するあたりの、古めかしい大きなビルです。
花園街

こちらも花園街街市と同様、有名観光地という訳ではありませんが、日用品などがたくさん売られていて、しかも結構安かったりしますのでご紹介します。
花園街街市と混同してしまいそうですが、花園街沿いにたくさんの屋台が出ている街市です。花園街街市はマーケット、こちらの花園街にある屋台街はストリートマーケットといったところでしょうか。

花園街の道路沿いにトタン屋根の屋台がたくさん並んでいて、その後ろ、歩道を挟んだ建物の1階にも店舗が入っています。テンプルストリートナイトマーケットの常設バージョンみたいな感じ。
こちらは観光客向けというよりも、地元民のためのマーケットといった雰囲気で、フルーツを扱っている店が多く、他にも調理道具や生活用品、衣服やリュックなどが売られていました。

肌触りのいいストールがHK$15だったり、不織布のようなもので作られた肩掛けカバンがHK$5だったり、リュックがHK$80だったりと、このマーケットに並んでいる商品はどれもかなり安い印象。日常で使えるようなお土産を考えているなら、花園街はおすすめかもしれません。
花園街の場所
花園街街市から北上していくと、屋台街が見えてきます。GoogleMapでピンが刺さっている場所は、花園街の最北端あたり。
さいごに
今回の香港旅行は、主に観光地を回る、という予定ではなかったため、「香港といえばココ!」といった場所はあまり行っていません。
むしろ、地元民がよく行くような場所や店に興味があったので、紹介するほどの場所ではないようなところを巡ったりしていました。その結果、特に何もなくてただ行っただけ、というような場所も結構あったり。
そんな感じで、ツアーではなかなか体験できないようなぶらり旅も、ホテルから飛行機から全て自分たちで手配したからこそ。大変そうな感じがしますが大丈夫。初めてでも、言葉がわからなくても、英語すら話せなくても、行ってみればなんとかなる!(笑)
初稿:2018年12月13日