四方山話

8mmフィルムをDVDに変換するサービスを利用してみた!

思い出はお金に代えられない、という言葉が身に染みる、高井優希です。

その昔、まだDVDどころかビデオテープすらなかった頃、個人が動画を撮影するためには、リールに巻かれた8mmフィルムを使用し、再生は映写機を使う、という時代がありました。

自分が生まれた頃は、ちょうどVHSが一般家庭向けとして登場した頃でしたが、非常に高価だったこともあり、まだまだ8mmフィルムが主流だった様子。当時を撮影した8mmフィルムがいくつか、実家のタンスに保管されていました。

この8mmフィルムを何とか再生してみたいのですが、実家の押し入れ深くに残されていた映写機はすでに壊れていて動かなかったので、再生する手段なし。

そこでネットで調べてみたところ、8mmフィルムの映像をDVDにダビングしてくれるサービスを見つけたので、利用してみることにしました。

ダビングサービスはいくつかあり

ダビングサービスを検索してみると、いくつかの店舗がヒットしました。安さを前面に出している店、お客様満足度を前面に出している店、そしてフィルムと言えば…の店。

いろいろな店がある中で、今回はフィルムと言えば…の店、富士フィルムのダビングサービスを選択してみました。フィルムメーカーということでの安心感とノウハウ、そして8mmフィルムを送るためのキットを送ってきてくれるというサービスが決め手でした。

今回依頼したのは、3号の音声有りシングル8と、5号の音声無しシングル8の2本。どちらも約40年前に撮影されたもので、約40年間、無造作にタンスに保管されていたものです。

フィルムの劣化が心配ですが、きちんと変換されるのだろうか…。

ダビングしてもらう8mmフィルム2本

数日後発送キットが送られてきた

2日ほどで、発送キットが届きました。写真を撮るのを忘れてしまったので文字だけの説明になってしまいますが、発送キットに入っていたものは以下の通り。

  • 折りたたまれた発送用段ボール箱。テープなどを使わなくても、広げれば簡単に組み立てられるようになっていました。
  • 8mmフィルムを梱包するためのエアキャップで作られた袋。大き目につくられた袋になっていて、DVDのジャケットを入れても四つ折りできるくらいの大きさでした。
  • 同梱用の注文書。DVDにつけるタイトル名の記入や、ネットで手配したときの見積額よりも金額が上がってしまう場合にどうするか、などの確認書になっていました。
  • 梱包用段ボール箱の口を閉じるための大き目ステッカー。ダビングサービスのオリジナルステッカーになっていました。
  • 運送屋さんの着払い伝票。差出人を記入して、段ボールに貼り付ければOK。

これらのものが、大きい紙袋に入って送られてきました。

セブンイレブンやファミリーマートなどで集荷してもらえる他、電話すれば集荷に来てくれる、という説明が書かれていましたが、当日出荷に間に合いそうだったので、私は近くの営業所に直接持ち込みました。

発送から2日後、おそらく先方に届いた翌日と思われる日には「受け取りました」という連絡メールが送られてきました。通常、このメールから12営業日ほどで、DVDに変換されて出荷される見込みのようです。

今回は、ちょうど混み合っているタイミングだったようで、通常納期よりも最大3週間ほど猶予をいただきたい、という注意書きがありました。気長に待ちたいと思います。

金額訂正メールと発送メール

8mmフィルムを発送してから1ヶ月弱で、金額訂正メールが届きました。注文時より金額が安くなりますよ、という内容。

富士フィルムのダビングサービスでは、注文時にフィルムの時間数から料金を割り出し、金額を仮確定。その後、実際に記録されている映像の時間数を割り出し、その時間数から最終的な金額を確定するようです。

今回は、3号のシングル8と、5号のシングル8ということで、それぞれの最長記録時間の合計で注文したのですが、実際に記録されていたのはそれより短い時間だったようで、ワンランク下の金額になったとのこと。

場合によっては注文時よりも高くなるケースもあるようですが、その場合は連絡してもらうか、そのまま進めるかを注文時に指定できますので安心です。

そして、金額訂正メールから3日後、発送メールが届きました。こちらからフィルムを発送して、ちょうど1ヶ月目となる日でした。

ダビングされて戻ってきた

発送メールが届いた翌日、代金引換便で荷物が届きました。

前述のように、実際に作業してから金額が確定される都合上、代金の支払い方法は代金引換のみ。とは言え、代金引換時にカード払いができるので、特に気にするようなことでもないかな。

ダビング先DVDを1枚追加し、MPEG4データもオプションで付けたので、届いた光学メディアは全部で3枚。そして、返却された8mmフィルム。

ダビング後に届いたもの一式

複数の8mmフィルムをダビングする場合、フィルムをつないでダビングするため、新しいひとつのリールにまとめられて返却されてくることもあるようです。しかし今回は、送ったときそのままの状態で戻ってきました。

ダビングの際に不良コマとして切り取られたフィルムも、ご丁寧に説明付きで別添えされていました。

DVDに変換された映像はとても懐かしく

さっそくDVDを再生してみると、40年前の懐かしい映像(と言っても、自分は物心がついていない年齢なので、その当時の記憶はありませんが…)が映し出されました。

今回ダビングを依頼したのは、自分が生まれたばかりの頃の映像と、保育園に上がる前の映像。写真でしか見たことがなかった姿の自分が動いている、というのは、不思議な気分です。

そして、母はもとより、今は亡き祖父母や父親の若かりし頃の姿も。

実家には、両親の結婚式のフィルムや、旅行か何かのフィルムもあるので、機会があればこれらも見てみたいな、と思いました。しかし、親には「恥ずかしいから絶対ダメ」と言われているので、日の目を見るときは来ないだろうなぁ。

さいごに

今回は、わずか20分ほどの映像をDVDに変換するために、9,000円弱の費用がかかりました。

しかし、8mmフィルムを再生する手段は既に我が家にはありません。仮に何とかして映写機を手に入れたとしても、フィルムの状態によっては切れてしまったりして正常に再生できない可能性もあったため、むしろ1万円以内でDVDに変換してもらえたのは安かったのかもしれません。

二度と撮影できない40年前の映像は、お金に代えられない大事な思い出だったのです。

初稿:2020年9月19日

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