香港で食べたタイ米がとても気に入ってしまった、高井優希です。
いわゆる香り米を使っていたようで、とてもよい香りがして、思っていたより味もよく、子どもたちも取り合うように食べていたのが印象的でした。
そんなタイ米を、近くにあるタイストアで購入してみたので、調理してみました。
タイ米とは
米粒が細長く、日本米と比べて粘り気が少ない種類の米です。
1993年に、記録的な冷夏による米の大凶作により、タイ米が緊急輸入されたことは、記憶にある方も多いと思います。
当時はタイ米を日本米と同じように調理したことで、不人気から大量廃棄となる事態になりました。
しかし、そもそも緊急輸入したタイ米は備蓄米で、いわゆる古米、古古米だったことと、政府の策で日本米とブレンドされたことで、より一層悲惨な結果になっていました。
そんなタイ米ですが、タイ米の特性を活かした調理法をすることで美味しく炊けますし、今では香り米(ジャスミンライス)という高級タイ米もあるので、決して悲観するような米ではありません。
タイ米を調理してみる
今回購入したのは、日本米と比べてかなり割高ではありますが、ゴールデンフェニックス社製の高級タイ米。ジャスミンライスと呼ばれる、香りのいい米です。
独特な香りと味
調理後は、日本米と同じように茶碗によそって食べましょう。日本米にはない独特な香りと味が楽しめます。
ジャスミンライスは、本来はこのように茹でて食べる米なんだそうです。
ひとくちに「コメ」と言っても、種類が全く違うものなので、それぞれの米に合った調理法を選ぶことが大事ですね。
…でも、日本米と同じように炊飯器で炊いても十分美味しくいただけるので、自分にあった調理法でもいいのではないかな、と思います。