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四方山話

高級タイ米と呼ばれるジャスミンライスはこうやって調理しよう!

香港で食べたタイ米がとても気に入ってしまった、高井優希です。

いわゆる香り米を使っていたようで、とてもよい香りがして、思っていたより味もよく、子どもたちも取り合うように食べていたのが印象的でした。

そんなタイ米を、近くにあるタイストアで購入してみたので、調理してみました。

タイ米とは

米粒が細長く、日本米と比べて粘り気が少ない種類の米です。

1993年に、記録的な冷夏による米の大凶作により、タイ米が緊急輸入されたことは、記憶にある方も多いと思います。

当時はタイ米を日本米と同じように調理したことで、不人気から大量廃棄となる事態になりました。

しかし、そもそも緊急輸入したタイ米は備蓄米で、いわゆる古米、古古米だったことと、政府の策で日本米とブレンドされたことで、より一層悲惨な結果になっていました。

そんなタイ米ですが、タイ米の特性を活かした調理法をすることで美味しく炊けますし、今では香り米(ジャスミンライス)という高級タイ米もあるので、決して悲観するような米ではありません。

タイ米を調理してみる

今回購入したのは、日本米と比べてかなり割高ではありますが、ゴールデンフェニックス社製の高級タイ米。ジャスミンライスと呼ばれる、香りのいい米です。

ジャスミンライスのパッケージ ジャスミンライス
  1. 大きめの鍋に、うどんやそうめんを茹でるときと同じように、たっぷりのお湯を沸かします。100gの米に対して1リットルくらいが目安。
  2. 沸騰してきたら、ジャスミンライスを投入します。火加減は強火のままで。
    ジャスミンライスを沸騰したお湯の中へ
  3. 木のしゃもじなどで、ときどきかき混ぜながら、10分茹でます。茹ですぎると米がドロドロになってしまうので、10分より気持ち短めでもいいかも。
    ジャスミンライスを茹でる
  4. 10分経ったら、一旦ザル等にあけて湯切りをし、空っぽになった鍋にザルごと米を入れてフタをし、3~5分ほど蒸らして完成です。
    ジャスミンライスの茹で上がり

独特な香りと味

調理後は、日本米と同じように茶碗によそって食べましょう。日本米にはない独特な香りと味が楽しめます。

ジャスミンライスは、本来はこのように茹でて食べる米なんだそうです。

ひとくちに「コメ」と言っても、種類が全く違うものなので、それぞれの米に合った調理法を選ぶことが大事ですね。

…でも、日本米と同じように炊飯器で炊いても十分美味しくいただけるので、自分にあった調理法でもいいのではないかな、と思います。

初稿:2019年3月13日

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