自分もこどもの頃は、よく小さなバケツに入った蛍光色のスライムで遊んだな~、と、ちょっと思い出に浸ってしまった、高井優希です。
こどもがスライムの作り方を教えてもらってきたようで、しきりに作りたいとせがむので、一緒につくってみました。
これ、ちょっと応用すれば夏休みの課題(自由研究)にも使えますね。
ざっくりもくじ
用意するもの
スライムの作り方は何パターンかあるようですが、今回はこんなものを用意しました。まずはホウ砂。
写真を撮る前に、こどもが上に乗ってしまって箱がつぶれてしまいました。スライム作り用、って感じのパッケージですね。
あとは、せんたくのり、計量カップ、混ぜるための容器、混ぜるための割りばし(2本=1膳)があればOK。
せんたくのりは100均などでも買えますが、PVA(ポリビニルアルコール)表示のあるもので。計量カップは、今回ヨーグルトの容器で代用してみました。混ぜるための容器は、豆腐の容器で。
使い終わった後、よく洗えば大丈夫かもしれませんが、さすがに食品を扱う容器にホウ砂やせんたくのりを入れるのはどうかと思いますので、使い捨てできる容器もしくは食品を入れる用途ではない容器を使用した方がいいです。
つくりかた
計量カップ代わりのヨーグルトの容器いっぱいに、せんたくのりを入れて、混ぜるための容器(豆腐の容器)に移します。
おなじく、ヨーグルトの容器いっぱいに水を入れて、豆腐の容器に移します。
ここでは、こどもにも分かりやすいよう、せんたくのりと水を同量入れていますが、本来は濃度4%の水溶液がいいらしいので、厳密に作る場合は、せんたくのり2に対し水3の割合で水溶液を作りましょう(PVA10%のせんたくのりの場合)。
割りばしなどでよくかき混ぜて、せんたくのりを良く溶かします。スライムに色を付けたい場合は、この時点で絵の具などを加えます。
いったんヨーグルトの容器を洗い、水気を拭き取ったら、ホウ砂を小さじ半分(2~3gくらい)入れ、水をヨーグルト容器の半分くらいまで入れ、まだ使っていない方の割りばしで良くかき混ぜます。
厳密には、濃度4%(100mlの水に4gのホウ砂)の水溶液が良いらしいのですが、ちょっと濃い目に作っています。
ホウ砂を良く溶かしたら、豆腐の容器に少しずつ入れながら、良くかき混ぜます。写真のように割りばしで混ぜてもいいのですが、すぐに固まり出すので、手で揉むようにして混ぜた方が楽かもしれません。
ホウ砂水を全て入れ終わったら、全体的にまんべんなく揉むように混ぜたあと、5~10分ほど寝かしておきます。
最後に、余った水を捨てて、完成です。
応用編
夏休みの自由研究としての題材にする場合を少し考えてみました。
- せんたくのりと水の比率を変えるとどうなるか
- ホウ砂の量(ホウ砂水の濃度)を増減するとどうなるか
- 絵の具以外で色をつけるには(あさがおなどの花を使ったり、色紅を入れるなど)
- ホウ砂水を入れるとき、かき混ぜないとどうなるか
- そもそも水じゃなくてお湯だったら?炭酸水だったら?
この辺も実際に試してみて、自由研究にしてもいいかもしれませんね。我が家でも、この後試してみようと思っています。
さいごに
ということで、お手製スライム作りの手順でした。
色を付けないで作ってみたところ、涼しげで、とても美味しそうな見た目をしています。ですが、ホウ砂は有害性があるので、間違っても食べないように注意が必要です。また、スライムを作った後、スライムで遊んだ後は、しっかり手を洗いましょう。
座布団や畳、じゅうたんなどにこぼしてしまわないように注意。もちろん、髪の毛や服などにも付けないように気を付けて!
不要になったスライムは、燃えるゴミとして処分です。間違ってもシンクや洗面、トイレなどに流してはいけません。溶けないので、詰まりの原因になります。
以上の点に注意しながら、親子で楽しくスライム作りをしてみるのもいいかもしれません。
これ、大人の方がハマる可能性も…(笑)