1枚10万円のCD

CDといえば、ポリカーボネートを使用したものが普通。でも、ポリカーボネートだと温度や湿度、化学物質などの影響で、反ってしまったり透明度が落ちてしまったり、光の屈折の関係もあって、読み取りエラーが起きやすいとか、音質の劣化などがあるらしい。ということは、夏場や日中、高温になっている車内に置かれたCDは、環境としては最悪なのかもしれない。

ポリカーボネートの弱点を克服したCD

そんなCDの弱点を物理的に解決するために、ガラスでできたCDが誕生したらしい。従来のポリカーボネートと違って、透明度はほぼ100%、日光や高温でも変形しないので音質の劣化がないそうな。ただし、完全オーダーメイドなので、1枚約10万円というお値段。

そもそもガラスCDは、15年くらい前にNECが試作品を開発したけど、需要なしと判断されて製品化はしなかったんだとか。コストも高いもんね。

その後、別の会社同士で共同開発した際にコストダウンでき、今回の製品化に至ったとのこと。それでも価格は約10万円ですが…。

音楽より価値を求めて

自分にとっては、今のポリカーボネートCDで十分な気がします。だって、車内でCDを聴く場合はロードノイズやら様々な騒音の中なので、音質にこだわったところで限界がありますし、家でも騒音や雑音の中で、大音量で聴くわけでもなく、そもそも機材もそれなりのものがないと意味ないだろうし。

例えばコンサートホールなどでCDを流すなら、多少は違いを感じられるのかなぁ。音質にこだわる人にとってはガラスCDの登場は嬉しいのかもしれません。

この先もっと価格が下がり、一般的に普及するくらいになればいいですが、今のところは一部のマニア向けだったり、所有することに価値を見出す方々向けのニッチな商品ですね。


そういえば・・・ガラス製ってことは、落としたら割れるのかな。

初稿:2006年10月23日

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