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季節のもの

6月は、五味池破風高原でレンゲツツジを見つつワラビ採り!

アイキャッチ[レンゲツツジ]

毎年6月になると、五味池破風高原へワラビ採りに行く、高井優希です。

レンゲツツジが見ごろを迎える6月中頃は、破風高原で絶好のワラビ採りシーズンを迎えています。

なだらかな斜面いっぱいに群生しているレンゲツツジもきれいですが、その間を縫って歩くと、本当にたくさんのワラビたちに出会えるのです。

五味池破風高原について

群馬県との境にある、標高2,000mの破風岳の西側に広がる高原で、大池、苦池、西五味池、よし河原池、つつじが池の5つの池(五味池)があるため、五味池破風高原、と呼ばれているようです。

冬期期間(11月~5月)は閉鎖されていますが、例年6月にはレンゲツツジが見ごろを迎え、たくさんの観光客が訪れる場所です。

長野県須坂市から車で登れますが、道中は急坂が多く、非常に狭くてすれ違いが困難です。

五味池破風高原への道中

我が家は毎年、すれ違いを考慮してタント(3代目NAの4WD)で行くのですが、特にきつい急坂では、アクセルをめいっぱい踏んでも20kmくらいしか出ないくらいの山道。

ところどころにすれ違い用のスペースがありますが、今までの傾向では、大きい車に乗っている人ほど、そういった場所で待ってくれることが少ないので、狭い場所でも避けやすかったり、狭い場所にも入りやすいタントが良い感じ。

ただ、延々続く上り坂で、エンジンが焼けてしまわないか不安になりますけど…(笑)

破風高原までのルートはこんな感じ。菅平高原方面から行くことを想定したルートです。

レンゲツツジがほぼ満開

2019年は6月16日に行ってみました。タイミングが良かったのか、レンゲツツジはほぼ満開。

破風高原のレンゲツツジ

例年、レンゲツツジが終わりかけた頃に、ワラビ目当てで行っていましたが、今年はどうやら開花が遅れている模様。

ということは、もしかしたらワラビにはちょっと早かったかな、という心配がありましたが、無用でした。

ワラビは全盛期っぽい

破風高原に生えるワラビ

ワラビには早かったかも、なんていう心配もなんのその。むしろ、ちょうどいい時期だったみたい。まだ若い、柔らかそうなワラビがそこら中に生えていました。

破風高原に生えるワラビたち

目が慣れてくるまでは、なかなか見つけられないワラビですが、目が慣れてしまえば、ざっと見渡すだけで見つけられるようになりますよ。

ワラビ採りに疲れたら、ロッジの薪ストーブで暖まりながら休憩しましょう。

破風高原のロッジで薪ストーブ

昼食は名物のジンギスカン

レンゲツツジの開花に合わせ、名物のジンギスカン屋さんがオープンします。2019年は、6月8日から30日まで。

ここのジンギスカンは、ここだけでしか食べられない味付けなんだとか。とりあえず今年も、3人前を注文してみました。

破風高原の名物ジンギスカン

1人前が1,000円で、野菜もついてきます。3人前で注文したら、キャベツ半玉、玉ねぎは大き目で1玉出てきました。

ジンギスカンを焼き始める

まずは鉄板に野菜を入れて、その上にジンギスカンを乗せて、少しずつ焼いていきます。ジンギスカンから水分が出るので、野菜にも十分味が染みて、とても美味しいですよ!

食べごろジンギスカン

この他にご飯も注文しましたが、昨年まではレトルトのごはんだったのに、今年はタケノコの炊き込みご飯!写真を撮り忘れてしまったのが悔やまれます。

さいごに

子どもたちも一緒になってワラビ採りを楽しんでいたところ、わずか1時間半ほどでこれだけのワラビが採集できました。

採集してきたワラビ

家に帰ってさっそくアク抜きをし、両実家におすそ分けです。

子どもを連れて公園へ行くのもいいですが、こういう、季節を感じられること、その季節にしかできないことを楽しむのも、子どもにとって良い経験になっていくのではないでしょうか。

今はつまらないと思っても、きっと大きくなったとき「そういえば、この時期は毎年ワラビ採りに行ってたなぁ」なんて思い出してもらえれば、御の字です。

さて。

たくさん採集してきたワラビですが、アク抜きをしなければ食べられません。アク抜きの方法については、別記事で書いていますので、よかったら参考にしてみてください。

アイキャッチ[ワラビ]
採集してきたワラビのアク抜きをする

ワラビのように、自分のアクも抜けたらいいのに、と思う今日この頃。高井優希です。 晩春~初夏にかけて旬の山菜であるワラビ。お金を払って入場し、採集できる場所もありますが、長野県には、高原で自由に採集できるところもたくさんあります。 しかし、た ...

そうそう。

帰りは松代に寄って、大名おやきをお土産に。ここのおやき、とてもおすすめです!

帰りに寄った松代の大名おやき

初稿:2019年6月19日

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