遠い宇宙まで想像旅行

すばる望遠鏡が、128億8000万光年先にある銀河系を発見したというニュースがありました。はるか彼方にあるこの銀河は観測史上最も遠い銀河で、宇宙誕生から約7億8000万年後に生まれたとのこと。

128億8000万光年先の銀河系を発見したということは、逆に言えば128億8000万年前の遠い遠い銀河系の姿を見ているということ。宇宙が誕生したのは約138億年前と言われているので、宇宙誕生から10億年後の姿、ということになりますね。

128億8000万光年ってどれくらいの距離?

128億8000万光年という数字を見て、仕事の息抜きにいろいろと計算をしてみました。この銀河まで宇宙旅行するとしたら、一体どれくらい長生きすればいいんだろう、と。

光の速度は、毎秒約30万kmとされています。ということは、1光年は約9兆4608億km。この光の速さで128億8000万光年かかるということは、距離になおすと、なんと約1218京5510兆4000億kmにもなります。全部数字で表すと、約12,185,510,400,000,000,000km!頭が痛くなるような数字の羅列になってしまった!

地上の乗り物で行くと…

この途方もない距離を、徒歩、車、新幹線、ジェット機で進んだとして、かかる年数を割り出してみました。ええ、暇人ですとも(笑)

まずは徒歩で旅行してみましょう。徒歩の時速は約6kmとして、休憩なしで到着まで231兆8400億年ほど。人間が誕生するどころか、宇宙誕生してから現在までの年数の、さらに16,800倍もの期間がひつようになってしまいました!

次に車でドライブ旅行。この銀河系までずーっと高速道路が敷かれていて、休憩もせずひたすら時速120kmで走り続けたとして11兆5920億年。これまた宇宙誕生から現在までの年数の840倍もの期間になりました。

では、時速300kmの新幹線ではどうでしょう。やっぱり休まずひたすら進んでいったとして、4兆6368億年。有人では世界最速と言われるマッハ2.6(※)のジェット機に乗って行くと、4864億年。無人で世界最速と言われるマッハ9.6(※)のジェット機に乗れたとすると、1317億年。まだ宇宙誕生から現在までの10倍くらいの期間が必要ですよ。
※マッハ1を時速1100km(高度約1万m)として計算

人間の寿命範囲内で行くには

じゃあ、人が生まれてから寿命で死ぬまでの間にたどり着くとしたら、どれくらいの速度が必要なんでしょう。人間の寿命を約80年として、時速なんと15京2318兆8800億kmという速度を出さないといけない計算になります。想像できる範囲をはるかに超えていて、まさに天文学的数字。

・・・想像もつかない世界、と言う以前に、頭が痛くなってきました(笑)

初稿:2006年9月14日

コメント

タイトルとURLをコピーしました