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四方山話

Facebook広告に出てきた高輝度懐中電灯を買ってみた

たまに、ネット広告でピンと来たものがあると、衝動的に買い物をしてしまうことが多い、高井優希です。

今回もやってしまいました。

Facebookの広告に出てきた高輝度懐中電灯なのですが、広告動画で紹介されていた明るさに魅かれ、今なら在庫処分で2個買っても1個分の定価より安い、という価格に魅かれ、気付いたら注文していたのです。

注文前から「ちょっとアヤシイ雰囲気を感じる通販サイトだな」とは思いましたが、勢いに任せて注文してしまったので既に手遅れ。商品が届くまでは、本当に大丈夫だったのか不安でたまりませんでしたが、無事に届きましたので使ってみようと思います。

広告ではとてつもない光量でしたが

Facebookに出てきた広告では、クルマのライトをも凌ぐほどの、とてつもない光量の懐中電灯でした。本当にそこまでの光量を、わずか数千円のもので出せるのか。その答えを求めるには、実際に光量を確認してみるしかないでしょう。

さすがにそこまで明るいはずはないでしょうけど。

ただ、ちょうど手持ちの懐中電灯が接触不良になり、スイッチ部分を握りしめていないとスイッチONにしていても消えてしまうようになったので、モノは試しということで購入です。

届いたものは…メーカー違い

2個買っても1個分より安くなっていたので、黒と白を1個ずつ、合計2個注文しました。注文受付メールは届きましたが、発送メールなどはありませんでした。注文から4日後の到着です。

小さな箱に2個入っていましたが、緩衝材などはなく、箱の中でゴロンゴロン動き回れる状態。

箱の中には2個の商品がそのまま入っていた

そしてシールになっている伝票を剥がしてみると、その下には中国語の発送伝票。たぶん中国から送ってもらったものに、日本の発送伝票を貼り付けただけ。

中国からのものと思われる発送伝票

気を取り直して、高輝度懐中電灯を箱から出してみます。そして気付く。黒と白でメーカーが違う。

送られてきた高輝度懐中電灯の内容物

黒い方は、商品名が「SMILING SHARK」で、微笑鲨というのがメーカー名かな。本体・USBケーブル・簡単な説明書のようなものが入っていました。

白い方は、商品名が「Pibingo」で、派缤格というのがメーカー名っぽい。こちらは本体とUSBケーブルのみ。そして傷だらけ。

傷だらけの本体

どちらもKLATTERMUSEN VELRAPCOR/STREETWISE/CRISPIという記載があるのでOEM品なんだと思いますが、黒と白で若干ライト周りの色合いが違うように感じます。

ライト周りの色合いの違い

高輝度懐中電灯とは言うものの、モバイルバッテリーとしても使えるようなので、普段から持ち歩くには邪魔になりにくい大きさでしょうか。

光量を確認してみる

一番気になるのが光量。

両方ともまずは充電です。付属のUSBケーブルを、USB Micro-B側を懐中電灯側に接続して、USB Type-A側を充電器に接続すれば、充電できます。充電中は懐中電灯側のLEDが赤く点滅します。

逆に、USB Type-A側を懐中電灯に接続すれば、モバイルバッテリーとして使用できます。

充電されていれば、本体の電源ボタンを押すとライトが点きます。夜を待って、畑を照らしてみました。光量はこんな感じ。

高輝度懐中電灯を夜の畑に向けてみた

うん、やっぱりそうだよね。どう見ても広告のような明るさではないです。普通に売られている、ライト付きモバイルバッテリーと大差ないんじゃないかな。

参考までに、愛用しているモバイルバッテリーについているライトで照らしてみると。

日本製モバイルバッテリーについているライトを夜の畑に向けてみた

どうでしょう。高輝度懐中電灯の方が中央付近に光が集中していて明るく見えますが、モバイルバッテリーのライトの方が光が拡散していて、広範囲を明るく照らしています。

高輝度懐中電灯の方は、もう1回電源スイッチを押すと光量がダウンし、さらに1回押すと点滅するので、その点はモバイルバッテリーのライトより高機能かな。あと、自分が持っているモバイルバッテリーのライトは、電源ボタンを5秒くらい長押ししないと点かない・消えないので、そこが不便でした。

そもそも、高輝度懐中電灯は「懐中電灯にモバイルバッテリー機能が付属」で、モバイルバッテリーは「モバイルバッテリーにライト機能が付属」だと思いますので、比較するものじゃないのかも。

白い方は不良品でした

黒い方で光量を確認したあと、念のため白い方も確認してみようとしたところ、いくらスイッチを押してもライトが点かず。充電中はライトが点くので、内蔵バッテリーに問題がありそう?

分解して確認してみたところ、こんなことになっていました。

配線が1本外れている

緩衝材もなく、段ボール箱の中で散々転がりまくっていたと思われるので、きっと衝撃でハンダが取れてしまったんでしょう。充電池のお尻にくっつけてあげたら、正常に使えるようになりました。

海外製品、特に安価なものだと、まずは修理から、なんてことはよくあることですね。

さいごに

ということで、Facebook広告で見かけた高輝度懐中電灯を試してみました。

価格はそれほど高くなく、手のひらサイズということもあり、普段使いにはちょうど良いかもしれません。が、広告にあるような光量ではなかったので、他の日本製を買った方が安心感はあるかも。

Facebook広告をそのままここに掲載することはできませんので、Facebook広告ライブラリの、通販ショップページへのリンクを掲載しておきます。

OPIILUED|Facebook広告ライブラリ

2021年6月現在、既に商品が無くなっていましたので、リンク先ページ名だけ残しておきます。

おじさんが、山の木々に向かってライトで照らしている動画広告が、この高輝度懐中電灯の広告です。

通販サイトは以下のリンクから。

高輝度懐中電灯|OPIILUED

この高輝度懐中電灯の広告は、おじさんが山の木々に向かってライトで照らしている動画広告で、車のハイビームより明るい映像でした。
通販サイトもありましたが、2021年6月現在でNot Foundになっていたので、リンク先のページ名だけ残しておきます。

支払方法は代金引換しかないので、荷物を受け取るときにお支払いすればOK。表示されている金額に代引き手数料が乗り、そこに消費税10%が加算されます。

注文画面で住所などの必要事項を入力後、「注文入力を確認する」ボタンをクリックすると、確認画面がなく即注文確定になりますのでご注意を!

追記:分解方法

ちなみに分解方法ですが、ライトスイッチ付近のメッキ部分と本体部分の間にマイナスドライバーなどを突っ込んで、こじ開けるようにして外します。

先端のメッキ部分と本体部分を分解する

先端のライト部分の中に小さなネジが2本見えますので、これを外します。

先端部分のネジ

ネジを外し、底面(USBコネクタ側)に引っ張れば、充電池などのパーツ部分が抜けます。

ご参考までに。

初稿:2021年2月2日

-四方山話

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