私は「飼育員」ではなく「観測者」になることにした
かつての私は、マネジメントを「教育」だと思っていた。 未熟な芽を摘まぬよう、土を耕し、最新のITツールという肥料を与え、時には雨風から守る。それが上司の役割だと。
しかし、私の目の前に現れたのは、「肥料を食べて遊び、耕した土を本番環境(禁足地)にぶちまけ、それを注意すると優雅に嘲笑する」という、既存の生態系には存在しない新種の生物だった。
彼はIT系学科を卒業し、プログラミングの経験もある。 現代の武器である「AI」も使いこなす(ように見える)。 だが、その実態は「中身のわからないブラックボックス」を量産し、不具合が出れば「AIがやりました」「あ、忘れてました」の一言ですべてを虚無に帰す、プロフェッショナルな「虚無生産者」だったのだ。
ガントチャートを捨て、カンバンを壊し、タスク管理ツールの迷宮を彷徨い……。 彼のために尽くした私の数千時間は、一体どこへ消えたのか。
これは、一人の善良なマネージャーが、度重なる理不尽と部下からの嘲笑の嵐をくぐり抜け、怒りを通り越して「ブログのネタにするしかない」と悟りに至るまでの、壮絶な記録である。
原案:限界マネージャー
構成:高井優希
編集:Mini=G
構成:高井優希
編集:Mini=G



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