祖母が、絡んでしまった糸をほどくときに歌っていた歌があります。
やしゃむしゃや
むしゃしゃのなかの
やしゃむしゃや
むしゃしゃなければ
やしゃむしゃもなし
自分の記憶にある音程で、NEUTRINOにうたってもらいました。
母親もときどき歌っていたように記憶していますが、これ、ずっと繰り返し歌いながら糸をいじっていると、どんな絡まった糸もほどけてしまう、不思議なおまじない。
実際、自分も心の中(頭の中?)で歌いながら糸をいじっていると、どんなに絡まった糸でも、固結びにさえなっていなければほどけてしまうから不思議。
言われについては全く分からず、ネットで検索しても明確な答えは見つからず。ただ、人によって(地域によって?)は、「やしゃむしゃ」ではなく「しゃしゃもしゃ」というパターンもあるようです。
今でも、絡まった糸を見ると、祖母の歌声を思い出します。
初稿:2025年1月26日